野村 武夫

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「塗り」の野村塗装

野村塗装では、住宅塗装を専門としています。屋根や外壁から内壁・内装まで、一般塗装でしたらなんでもお任せください。お客様からご納得いただけることを常に目指しながら、一期一会の現場にこれまで挑んで参りました。

一件一件のお宅をひとつの「作品」と思いながら、それぞれの作業に従事しています。私にとっての創作性という意味ではなく、お客様の作品をより素晴らしいものに仕上げたいと心がけています。

それでも、作品というからには、私なりのこだわりもあります。ポイントは4つです。

  • 美的センス一にも二にも、掃除にはこだわります。そして、養生にも手を抜きません。きちんと掃除をし、きちんと養生をした現場は、美しいものです。美しい現場あって初めて、美しい塗装に取り掛かることができます。
  • 材料選び的確な材料と道具を見極めることも、私たち職人の腕の見せどころです。数多くある塗料の中から、それぞれの作品に最適なものを見極め、選び抜いています。闇雲に高価な塗料を選ぶことも、安易に安価な塗料を選ぶこともしません。
  • 作業時間かけるべき時間はかけつつ、なるべく早く短い時間で終わるよう、時間管理にもこだわっています。塗装には各塗料に応じた工程があり、その工程を守ることは、各塗料の持つ力を最大限発揮するためには大切なポイントです。工程を守って仕事をしますと、どうしても時間がかかることがありますが、省略することはいたしません。いっぽうで、養生をきちんとし、確実な仕事を重ねることで、やり直しが発生することを防ぐことができます。一発で完成させることで、作業時間は最短となるのです。
  • 費用「材料選び」と「作業時間」が、予算を左右します。仮に、材料に上中下とランクがあった場合、質のいい「中」を選ぶことができれば、「上」よりも安価で上質な仕上がりを求めることができます。また、余計な作業時間を生じさせないことは、結果として、余計な作業料金を発生させないことにもつながります。最適な費用は、最適な作業に直結するものです。

この仕事を初めて今年で50年になります。塗装の現場もまた、どれだけ場数を重ねても、上の見えない世界です。これからも、野村塗装では最高の作品を目指してまいります。

色の調律師 〜ライターから見た野村さん像

野村さんのお話の中には、「作品」という言葉が出てくる。誤解を招かないよう先に申し上げておくと、野村さんは決して、独りよがりで塗装をして個人作品を作ってしまうような方ではない。仕事には誠実に、お客さんから信頼されることを常に念頭に、これまで仕事をなさってきた方だ。

それでも、作品というからには、野村さんならではの考えがあるはずだと感じた私は、色選びについて聞いてみたところ、野村さんの言葉は止まらなかった。

お客さんとの会話から、その方の嗜好や要望を感じ取った上で、「やさしい塗装」「はっきりした塗装」「粗い塗装」「なめらかな塗装」を実現することが、仕事にとっての醍醐味だと野村さんは言う。塗料そのものが持つ肉持ち感やツヤ、しっとり感なども、目指す仕上がりに応じて選び分けるとのことだった。そして、周囲に建つ他の家々と色味がかぶらないようにすることで、その家の独自性を出したり、家屋の形状に合わせて色を選ぶこともあるとも話していました。