竹内 直人

 

東京塗装-竹内直人-03

内装塗装のスペシャリスト、竹内直人(たけうち なおと)

「人生の目標として、1つの職を究めたいと思っていた。」

姿勢正しくスラリと伸びた姿勢で、塗装との関わりを教えてくれた。

「職人としてはそれまで、様々な現場仕事を経験してきました。そして最後に出会ったのが塗装の仕事でした。」

「塗装の仕事に出会い、今まで経験してきた現場仕事の中で一番楽しかった。」

塗装の仕事を始めて10年以上。友人の塗装店の手伝いからはじまり3年で独立。
現在は内装塗装を中心として活躍している。

一般にはあまり知られていないが、建築塗装の職人といっても、そこに携わる職人達には様々なジャンルがある。

マンションやプラント改修、道路構造物・橋梁・鉄塔などの大規模修繕塗装がメインの職人達。建築業界用語で野丁場(のちょうば)という。
戸建の外壁塗装を主な生業とする職人達。このジャンルを町場(まちば)という。

そして竹内さんのような、内装を専門とした塗装職人とがいる。

何故ジャンルが分かれているのかというと、一見同じように見える建築の塗装であっても、仕事内容に大きな違いがあるからだ。
そのため、慣れている作業を行ったほうが効率が良く、尚且つ仕上がりも違う。

更に内装の塗装の中にもジャンル分けがあり、住宅と店舗の塗装とでも同じ仕事ではない。
住宅の内装塗装では、賃貸物件の原状復帰と壁紙を使わない比較的高級な住宅の塗装とに分かれる。

また店舗といっても、会社事務所と凝った内装の飲食店でも塗装の作業に違いがある。

しかし、内装の塗装には大きなテーマがある。それは美観だ。
建築塗装の中で一番人の目に触れる距離が近く、更に直接触れるため、仕上がりに美しさと高品質とが求められる。

そして職人の仕事を知るには、話すだけでその人の仕事っぷりがわかる。

ガサツな人柄な人は、ガサツな仕事。
気配りのある人は、繊細な仕事を行う。

竹内さんと出会って直ぐに、「繊細な仕事を行う」人だと直感した。
姿勢正しく、ペンキは付いているが清潔でオシャレな雰囲気。対話の中に細かな気配りがある。

高品質な仕上がりが出来なければ、内装の塗装は続けられない。

人柄が仕事に直結している事を改めて感じさせてもらった。

東京塗装-竹内直人-001

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