【リフォーム施工事例】親方が集結…M様邸リフォーム-1
コロナ禍の2020年、東京の片隅に建つ家を買った。築20年近いが、しっかりした作りで、衰えを感じるところはない。前オーナーの思い入れは強く、大切に住んでこられたことが伝わってくる家だ。間取りを少し変更し、水周りを入れ替え、使用感が見られる部分をきれいにすれば、気持ちよく暮らす様が容易に想像できる家だった。
佐々木塗料の佐々木さんを訪ね、東京塗装としてリフォームを受けてもらえそうかを打診した。
「東京塗装の職人さんたちで、全部できますよ。腕のいい職人さんしかいませんから、ばっちりです」
この連載では、東京塗装に依頼した筆者宅改装の流れを、まとめてお伝えしていきたい。
筆者からの主な依頼事項は、下記の通り。1階の水まわりを中心とした内装の大幅な改修が中心だ。
- 軒先の花壇撤去
- 1階床を無垢フローリングに全面張り替え(和室含む)
- カウンターキッチン撤去/キッチン周りの壁撤去
- 壁側にキッチン新設
- トイレ交換(2か所)
- 洗面台撤去・新設(2か所)
- ガス乾燥機設置
- ユニットバス交換
- トイレ拡張(1か所)
- 壁の一部を撤去/筋交い見せに変更
- 照明用ダクトレール新設
- 作り付けクローゼット撤去(2か所)
- 2階床研磨・加工
- 窓枠補修・再塗装
- 全壁紙交換
まだ物件の引き渡し前だったが、初夏にさしかかったころ、佐々木さんと職人さんたちが次々と集まり、物件の状態と依頼内容の確認をしてくれた。代表者のみの確認ではなく、職人さんが直に確認するところが、いかにも東京塗装ならではだ。
「壁はまだいけるね」
「シーリングもまだ大丈夫」
「思っていたよりでかいな」
「車は置けるね」
「この壁は外せるかなぁ」
「床はこのままでも、まあまあきれい」
「磨けばきれいになる」
「きっと、窓、開けっぱなしにしてたんだよ。傷んでる」
「泡風呂にしたらいいのに」
「日当たりがいいけど、夏は暑いんじゃない」
それぞれに思いの丈を口にしながら、あっという間にメジャーで寸法を測っていく。さっと集まり、さっと解散。つむじ風のような事前確認だった。
その後、物件の引き渡しが少しずれこみ、我が家のリフォームは晩夏からスタートした。
先に結論を申し上げておくと、私のケースでは、東京塗装にお願いするのが最善の解だったと、今も感じている。ばっちりで大満足で、良心価格。そして、実に楽しかった。
東京塗装のリフォーム、はじまり、はじまり。